バイクを売る前の整備やメンテナンス
バイクを売る前に、最低限しておきたい整備やメイテナンスがあります。
もちろん、やったことがないことを無理にする必要はありません。
経験してきた範囲で、できることだけをしてみると良いかと思います。
整備と言っても、難しいことをするわけではありません。
バイクの基本ともいえる部分を、再確認するだけです。
エンジンのアイドリングは安定しているか
エンジンについては、これにつきるのではないでしょうか。
アイドリングが安定していれば、吹け上りが極端に悪いということはないはずです。
両方悪いというならば、キャブレターを疑うしかなく少々難易度が高いです。
- スパークプラグは汚れていないか
- エアークリーナーエレメントは汚れていないか
この2点は、簡単に確認できます。
スパークプラグはブラシで清掃しても良いですし、新品にしても安価です。
エアークリーナーは、乾式の場合はエアーで吹くのが一般的です。
パソコン用のエアーダスターで吹いてもよいですね。
湿式の場合は洗い油で清掃します(あえて方法は書きません、ご存知の場合のみお願いします)
エアークリーナーの交換は、費用がかかるのであまりおすすめしません。
バイクが真っ直ぐ走るか
当たり前といわれそうですが、これはタイヤの空気圧の確認です。
長く乗っていなかった場合など、確実に空気圧は下がっています。
そのまま査定を受ければ、放置していたと見抜かれてしまいます。
規定の空気圧でないと、走行は不安定になってしまいます。
空気圧の調整は、ガソリンスタンドなどで無料でできるメンテナンスです。
バイクの電球類はきちんと光るか
バルブや電球が切れている場合は、お値段と相談してください。
ただ、ヘッドランプやテールランプが切れていると、整備不良で道交法違反です。
そのままの状態で乗り続けていたとは思われにくいでしょうから、注意した方がいいですね。
ウインカーなどの点滅が遅かったり不安定な場合、リレーの問題でしたら手出しは無用です。
バッテリーの電圧が下がっているだけなら、バッテリー液を補充するなど方法はあります。
充電してもらうとお金がかかるので、自力の発電で補える範囲で対応するのが無難でしょう。
車体に違和感のあるキシミ音はしないか
バイクは金属のかたまりです。
摩擦が生じるところが汚れたりしていれば、異音がすることもあるでしょう。
潤滑油などで、できる範囲で解消しておきたい部分です。
もちろん、ブレーキディスクなどには油はつけないで下さいね。
バイクを売る前の整備のまとめ
いろいろと取り上げてきましたが、難しいことをする必要はありません。
普通に乗っていたなら、特になにかをするといった必要はないでしょう。
逆に何か違和感がある場合は、できる範囲で対応した方がしないよりはベターです。
不動車や事故車の場合は、できる範囲はほぼないでしょうから現状渡しが基本です。